売買や委譲がない限り

相続税のように年代と共に既得権益を減らす政策はなく、先祖代々の土地の領主(大貴族)は、その領土における治外法権を持っていました。
その為、その土地に住んでいる平民はいわば探偵比較奴隷のような取り扱いを受けており、土地の売買や委譲がない限りは永遠にその身分が固定されることになっていま した。

無論、土地経済は商業経済の勃興で衰退して、大貴族の殆どは商売に失敗するなどして自滅していくので、民主主義の過激な革命路線そのものが貴族階級を没落させたわけではなく、資本主義の発展と商業階級の台頭が貴族の経済基盤を打ち崩したといえると思いますが。

日本では直接民主制ではないことが、大衆の暴走のブレーキとなっていると思いますが、国会議員の叡智を結集する議会政治に大きな期待ができるかというと、それもまた難しい気がして現在の国政の難局を乗り越えるのは相当に厳しいでしょうね。

国家も民族も隆盛と衰退の周期があるので、これから日本が衰退の周期に入り、再び隆盛するまでには一定以上の時間を必要とするだけかもしれませんが、国家が消滅しない程度の国力を確保して官僚や政治家が舵取り出来れば良いなと思います。