不安や緊張

医学的に性機能的な早漏を考える場合の基準は、一応、2分以内の射精ということですが、平均的な射精到達時間は7~8分程度とされています。

ただ、早漏にせよ勃起不全症候群にせよ、治験の際にプラセボ群でもかなり高い確率で改善効果が見られるので、『内向的・自信喪失・不安や緊張・対人配慮の過剰・性的コンプレックス』といった心理的要因を排除して純粋な薬効を取り出すことは難しいとする見解もあります。

心理評価尺度を用いた調査によると、「性機能全般に対する安心感」や「女性との性的関係に対する自信」というのは、自尊心や有能感、積極性といった人生を前向きに楽しむポジティブな性格傾向と有意な相関を持っているそうで、真剣に性機能不全や性機能障害に悩んでいる人の場合は、薬物療法や心理療法を含めた適切な対処やケアを受ける必要がありそうです。

人間の性活動は、神経伝達物質(アンドロゲンやエストロゲンなど性ホルモン・セロトニン・ノルアドレナリン・プロラクチン・ドーパミンなど)と精神機能(意志・情緒・記憶・学習)によって発現がコントロールされています。